AWS最安インスタンスを求めて

2020年7月29日

この記事を読むと得られる情報

  • AWSにおいて真の最安リージョン
  • ラグも考慮したバランスの良いインスタンス

やっぱりサーバー代はケチりたい

この度、社会勉強の一環として

😆「自前のWPサーバーでブログを始めよう!」
😤「ちな、クラウドサービスは絶対にAWS!!」(自由度が高いのが魅力

と意気込んだはいいものの…

😇「やっぱサーバー維持費用は抑えたいなぁ…」
😇「抑えたいけど、最安リージョンって聞く米国は遅延がなぁ…(実体験)」
🤔「つまりどこがええんや」


という疑問が浮かんだので、価格と性能のバランスがいいリージョンがないかを調べてみました!!
その結果がものすごく意外なものだったので、皆さんもこれを期にリージョンとインスタンスの変更を検討してみてはいかがでしょうか!?

結果

いきなり結論ですが、私が導き出した結果は
アジアパシフィック (ムンバイ)ap-south-1のAMD系インスタンス です。
調べた詳細は次章に書きますので、気になる人は最後まで読んでみてください。

ムンバイという国外リージョンということで気になるページレスポンスですが、正直なところ米国リージョンよりも快適かもしれません!
※ 個人の感想

実はこのサーバーもap-south-1にあったりします。
どうでしょうか、意外と気にならないのではないでしょうか?
ただ、SSHでのコンソール作業時には多少のラグを感じるので、残念ながら「東京リージョンと比べても遜色が無い!!」とは言えません。

各リージョンの単価

ここからは詳細なお話を…
まずIntel & Linux環境で、代表的な「t3.micro」と「m5.large」について比較してみます。
(各インスタンスの東京リージョンの価格を1としてます)


概ね予想通り米国が頭一つ抜けて安いですね。

😡「なんだよ!ムンバイ安くねぇじゃん!!」

と思った皆さん、まぁ落ち着いて次の比較を見てください。
次はAMD & Linux環境で代表的な「t3a.micro」と「m5a.large」について比較してみます。
ここでは東京リージョンのIntelインスタンスを1としてます。


見てください、このムンバイの凹み具合!!
正直私もびっくりして何度も価格表を見直しました。
でもあってるんですね、これが!
通常であればAMDインスタンスは、Intelに比べて1割ほど安いのですが(ムンバイ以外がだいたいそう)
何 故 か ムンバイだけ値下げ率が半端ないんです!!
この安さは魅力的ですので、是非みなさんも一度お試しあれ。

注意事項

とはいえ、実はAMDインスタンスもいい事だらけではないですので、下記の注意事項が許容出来る人が対象になります。
と言っても下記の2点のみです。

  • CPUのクロックが低い
    • コア数は同等ですがコア単体のクロックがIntelと比較して若干低いです
  • AMDのCPUでは動作が不安定なソフトウェアが極一部存在する
    • デスクトップ版Adobe製品との相性が悪い、などの報告があるためミドルウェアでも同様のことがあるかもしれません

上記の2点さえ許容できればこの値段は本当に魅力的ですので、皆様の快適でお得なAWSライフに是非役立てて見てください!

またこれとは別に、小技でAWSの料金を節約する方法もご紹介していますので、よろしければ御覧ください!

ソースなど